ともしびの花 ~日河 翔の創作手帖~

作品のお知らせや創作活動に関すること、訪ねた寺社の紹介などを綴っています。

桜満開の春ですね!

 

こんにちは、日河 翔です。

 

前回投稿してから、またもや一ヶ月近く日を空けてしまいました。

随分いい加減な日記だと、自己嫌悪に陥りそうです。

 

ツイッターも1日1投稿が精一杯ですが、こちらは何とか続けております。

まず私は、何かを毎日継続するということから始めなければ・・・と思うこの頃です。

出版した方なら、SNSは宣伝活動のツールとしてお使いになっていることと思いますが、私は交流のためにツイッターを続けている少数派だったりします・・・。

140字以内のミニ日記とはいえ、続けるのはなかなか難しいことです。

はてなブログで毎日記事を書いていらっしゃる皆様は、本当に凄いと尊敬してしまいます。その継続力にあやかりたいものです。

 

実はインスタグラムも始めて、さらに自分の首を絞めております。

学生時代の先輩から助言を頂いて、取りあえず始めてはみたのですが、機能が今ひとつよく分からず、、、ただの壁打ちアカウントになりました。

ツイッターではなくインスタグラムを使っている友人知人にも、見つけて頂けるように・・・という意味で、投稿だけ続けることにしました。

 

 

さて、今年は桜の開花が早く、既に葉桜となりかけている木も見かけます。

先日清水寺で早咲きの桜を見かけましたが、それでもう今年の花見は終了かと思っていました。しかし思いがけず、通りかかった公園で満開の桜を眺めることができました。

 

桜は本当に不思議な花ですね。

毎日ツイッターで沢山の写真を拝見し、実際に自分の目でも堪能しましたが、見飽きることがありません。今年の桜は今年しか見られないですから···。

世の中にたえて桜のなかりせば
春の心はのどけからまし

在原業平さんの気持ちが、すごくよく分かります。


晴天の下、雪のような花に枝をしならせる姿は、何度見ても美しいの一言に尽きます。どんな言葉も、この美しさには及ばないのではないでしょうか。

 

 

一年前の3月31日に、前職を辞しました。

育てて頂いた職場、好きだった仕事──。

不器用なりに、一生懸命仕事をしてきました。

毎年この日が来るたび、初心を忘れず日々懸命に過ごせているか自省し、前職場に感謝を捧げたいと思います。

 

また始まった新しい年度。元旦よりも気が引き締まる思いがします。

昨年とはまた違う、努力を習慣化する一年にしたいものです。

昨日より今日、今日より明日。

一歩ずつでも前へ進んでいけたらと思います。

気持ち新たに頑張ります!

 

著書のご案内

『くれなゐ君』

常陸宮の姫君は幼いながら、都一不器量で無教養と評判だった。

紅君(くれないぎみ)という通り名に惹かれ、元服前の少年・実孝は常陸宮邸で姫君を垣間見る。
まっすぐな姫君と、不器用な貴公子のすれ違う初恋は、都の異変とともに押し寄せた運命の渦に巻き込まれてゆく。

 

「あなたを殺しはしない、決して。この身など惜しくはないのだから」

 

二人を取り巻くのは先帝の長子・一の宮の死、短命だった斎宮、奇怪な流行り病・・・。出家を望みながらも、巫(かんなぎ)の血に目覚めていく紅君は、数奇な運命をたどり始める。

源氏物語の「末摘花」を下敷きに、一人の少女を軸として、美しい情景を交えて織りなされた平安王朝絵巻。