こんにちは、日河 翔です。
先日ご案内いたしましたペーパーバック版『くれなゐ君』が、Amazon/Kindleで発売されました。
これで一段落しましたので、滋賀県大津市の石山寺へようやく御礼参りができました。
拙作は石山寺様にゆかりある物語です。
主人公が参詣した時期より二週間ほど早いのですが、春に訪れるのは初めてであったため感無量でした。
石山寺参詣については、また別の記事として書きたいと思います。
(書籍を供えるのはご迷惑なので、そっと背負って一緒に参詣しました。上の写真は、拾翠園で休憩中に撮影したものです。)
Kindleの紙書籍は洋書のようなペーパーバックで、書店に並んでいる本とは違い、カバーとオビがありません。
オビがないのは少し淋しいので、ツイッターの固定ツイートをオビ代わりにしました。
📙 Amazonにて『くれなゐ君』を
— 日河 翔 (@sho_hikawa) 2023年3月8日
紙の書籍でも発売中 📘
───魂を揺さぶる美しさは、
あなたの中にある───
運命に翻弄される、すれ違う初恋。せつなくも美しい平安王朝絵巻。https://t.co/MH4CW9Tifb
Kindle Unlimitedのお試しは30日間📚スマホ等を利用して、無料でお読み頂けます❗ pic.twitter.com/xwpKmefN3m
"魂を揺さぶる美しさ"は、命の灯・・・命そのものを指しています。
いつの時代でも、精一杯生きる命は震えるほど美しい。
作品ごとにモチーフは変わっても、私が生涯追い続けるのは、この美しさなのだろうと感じています。
<著書のご案内>
『くれなゐ君』
常陸宮の姫君は幼いながら、都一不器量で無教養と評判だった。
紅君(くれないぎみ)という通り名に惹かれ、元服前の少年・実孝は常陸宮邸で姫君を垣間見る。
まっすぐな姫君と、不器用な貴公子のすれ違う初恋は、都の異変とともに押し寄せた運命の渦に巻き込まれてゆく。
「あなたを殺しはしない、決して。この身など惜しくはないのだから」
二人を取り巻くのは先帝の長子・一の宮の死、短命だった斎宮、奇怪な流行り病・・・。出家を望みながらも、巫(かんなぎ)の血に目覚めていく紅君は、数奇な運命をたどり始める。
源氏物語の「末摘花」を下敷きに、一人の少女を軸として、美しい情景を交えて織りなされた平安王朝絵巻。